あのバーガーキングが肉なしのバーガーを発売!?

あのバーガーキングが肉なしのバーガーを発売!?

世界のファストフードを牽引する大手チェーンのひとつ、バーガーキングが、「肉の入っていないバーガー」の販売を試験的に開始。「あのバーガーキングが肉なしを?」と驚きの声が上がっているが、肉を避ける動きは世界中に広がりつつある。植物原料で作ったパテを使用した肉なしハンバーガーで、同社は健康志向の客の取り込みを目指せるか?


ミートなしのバーガー名は「インポッシブル・ワッパー」

 バーガーキングといえは、大きなハンバーガー“ワッパー(Whopper)”が有名だが、同社はそのワッパーの大きなビーフパテの代わりに、植物原料で作ったパテを挟んだ「インポッシブル・ワッパー」の販売を試験的に開始した。

 米西海岸シリコンバレーにあるインポッシブル・フーズ社と共同開発したこの植物原料のパテは、まるで本物の肉のような味わいがあると宣伝されており、こんがりとグリルされたパテは他のワッパー同様、レタス、トマト、オニオン、ピクルス、マヨネーズ、ケチャップがトッピングされて、ゴマ入りパンに挟んで提供されているという。この「インポッシブル・ワッパー」は、現在はセントルイス地域にある約60店舗のみでのテスト販売中だが、全米の店舗のメニューに加わることになれば、約17,000店舗で肉なしのハンバーガーが販売されることになる。

肉なしバーガーの流れは世界中に広がりつつある

 今回バーガーキングと組んだインポッシブル・フーズ社の競合のビヨンド・ミート社や、当サイトでも以前紹介したジャスト社などは、すでにアメリカで植物を原料にしてハンバーガーを販売している。アメリカではビーフに限らず、豚や鶏などの食肉の生産環境が悪いところが多いことや、食肉生産が環境に悪影響を及ぼすとの声が日に日に高まっていることもあり、肉なしハンバーガーをメニューに加える動きは、今後ファストフード業界で加速すると見られている。世界中でビジネスを展開するマクドナルド社も、大豆を使ったハンバーガーの開発を続けていることは、よく知られた話でもある。

 これまでファストフードのハンバーガーは、健康食というイメージから最も遠いため、4月1日に発表された同社のこのニュースは多くの人が「エイプリルフールの冗談」だと思ったそうだ。しかし、ファストフード店でも環境と健康に対応するメニューを加えなければならない流れになったことは間違いなさそうだ。

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